東京都・八王子市オオルリ陶芸会のブログ

八王子市生涯学習センター川口分館で陶芸を楽しむサークルです。 1998年から活動を始めました。 私たちのつたない作品や活動の様子を綴ってまいります。 このブログで、陶芸の魅力や面白さが少しでも伝われば幸いです。

師匠と弟子の会話 No.12 茶の湯展(国立博物館)

参考になれば

師匠:40歳を過ぎて陶芸を始め、女魯山人と称されるまでになった 新進女流陶芸家 仲谷春子

弟子:陶芸を通して様々な事を学んで行く三十路嬢 三枝優子

この会話はフィクションであり、実在の人物とは何ら関わりはございません。

 

No.12 茶の湯展(国立博物館


弟子:お師匠さん、お久しぶりです。

師匠:久しぶりね、優子さん。
  
弟子:お師匠さん、凄い人だかりですね。
   お着物の方も多いですし。

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師匠:そうね。
   でも、若冲展よりは少ないみたいよ。
   着物の方は茶の湯を嗜んでおられる方でしょう。
   これだけの名品が揃うのですから一度は観たいでしょうね。

弟子:そうですよね。
   国宝の曜変稲葉天目、油滴天目、戦国武将が命がけで欲しがった茶入れ、水差し、茶杓までそうそうたる品が並びますからね。
   (゚∀゚;)あっ、でも、写メはNGですよ。

師匠:そうね、優子さん。
   残念だけど、今回も話しだけで我慢してもらいましょう。

弟子:(;´∀`)あはは、そうですね。
   ちなみにこんな感じです。

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師匠:(〃^∇^)o_彡
   優子さん、やっぱり実物を観賞するのがいいのよ。
   今回の特別展では、裏庭の茶室も公開してるのよ。
   それに、本館でも茶道具の展示があって、茶の湯尽くしね。

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弟子:(/*´∀`)ゞ それはそうですけどね・・・・・。
   お師匠さん、ゆっくり観賞してたらお腹が空いちゃいました。

師匠:そう言うと思って、近くに予約を入れてあるわよ。

弟子:(^_-)-☆ さすが、お師匠さん。
   へぇー、懐石料理・韻松亭ですか。
        (*´∀`*) わぁー、美味しそうですね。

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弟子:σ(^┰~ )ペロッ 美味しかったー!

師匠:さあ、お腹が一杯になったら、東京都美術館へ行くわよ。
   大英博物館展をやっているの。
   こちらも滅多に観られない品物ばかりよ。

弟子:(^-^*)(..*) ウンウン
確かに凄~い!
   写真じゃ、全然迫力が伝わらないけどね。(笑)
   こんな大きな角を持った鹿がいたなんて想像出来な~い。

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師匠:近代になって絶滅してしまった動物たちもいるわよ。
   生きている時に、こんな動物たちを一目見たかったわね。
   ヾ(^^ *)ちょっと、優子さんもそう思うでしょ?

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師匠:あらっ、ビックリした!
   優子さんかと思ったわ。

弟子:( ̄へ  ̄ #) ヒドーい!
   お師匠さん、私はここです。
        どう見たってこれは、オラウータンじゃないですか。

師匠:ごめんなさい。
   あまりに似てたから・・・。(笑)

弟子:お師匠さんこそ、こちらにそっくりですよ。

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師匠:やだわ、サルの埴輪じゃない!
    一日愉しかったわ。
   写真と違って実物は質感も分かって、やっぱりいいわね。
   均整の取れた器も良いけど、意図せずに窯の中で崩れたりへたってしまった器に美を見いだすのは、一期一会の茶の湯の精神に相通じるものがあるからかも知れないわね。

弟子:そうですね。
   φ(。。* ) メモシテオコウ