菖蒲を活ける

 

タイトルに菖蒲と書きましたが、「あやめ」と読まれたでしょうか？
それとも、「しょうぶ」と読まれたでしょうか？

 

全く同じ漢字を書いて、違う呼び名。
一般的に菖蒲（しょうぶ）というと、花菖蒲のことを言いますが、
五月にお風呂に入れる菖蒲湯の菖蒲と花菖蒲はまったくの別物です。

 

紛らわしいのは「字」だけじゃあなかったんですよね。
これに、「杜若・かきつばた」も加わると更に紛らわしいことになります。（笑）

 

前回、麦穂を活けてみましたが、同じ花器に菖蒲（あやめ）を活けてみました。
陶器って、主張が控え目だから何を活けても合うんですよね。