梅雨の走りに咲くこの花が私は大好きです。
この花は一本でも存在感があって、とても重宝します。
毎日、何かしらの花を飾っておきたいと思っても、
庭植えでは限界があるので、
京鹿の子のように一本でも絵になる花は有り難い。
敷盤を替えてみました。
花と同時に気を遣うのが花器です。
日本食が、まず器で食べると言われるように、
生け花も、花器と一体となって愛でるもの。
山崎パンの白い器が何にでも合うからって、
いくら美味しくても、毎回その器で出されては幻滅してしまう。
花だって同じ事、それぞれの花に合わせて器は選びたいもの。
花色や花姿を活かす花器を見繕ってください。
一般家庭では何点も揃えるのは難しいでしょうけれど、
せめて、敷盤との組み合わせで、
その花の良さを引き立たせてあげたいものです。
作陶展は27日まで開催しております。
花器もたくさん出展していますので、
ぜひお越しになってご覧ください。