東京都・八王子市オオルリ陶芸会のブログ

八王子市生涯学習センター川口分館で陶芸を楽しむサークルです。 1998年から活動を始めました。 私たちのつたない作品や活動の様子を綴ってまいります。 このブログで、陶芸の魅力や面白さが少しでも伝われば幸いです。

器と日韓史

陶芸を始めて、馬鹿だった私も多少のお勉強はしなければと思い、
ネットで近現代史などを学んだりしております。
日本の焼き物が飛躍的に進歩したのは、秀吉の朝鮮出兵後ですが、
それは、出兵の際に沢山の陶工を連れ帰ったからだと、この程度の事は学校で習いました。
 
面白いのは、この裏事情です。
何故、朝鮮ではそんなに焼き物が発達していたのでしょう?
日本は木の文化です。木桶やタライなど木製品が重用されていました。
しかし、どうも朝鮮には木桶などがなかったそうなんです。
日本で木製品が多用されるように、
朝鮮では焼き物が広く使われていたんですね。
 
朝鮮での陶工の身分は低く、
当時、連れてこられた陶工の誰一人として、後に朝鮮へ帰った者は居なかったそうです。
それどころか、家族を呼び寄せる者まで居たそうです。
ちなみに、儒学者は身分が高かったので皆、帰ったそうです。

身分の扱いや生活の豊かさで、日本の地は魅力的だったのでしょうね。
朝鮮の貧しさは、その後、日韓併合まで続きます。
 
こうした歴史、けっして韓国では学んではいけない日韓の歴史なんですよね。
日本人でよかった! (笑)
 
参考
 
イメージ 1
 
空蝉
面影を残しているのは、その抜け殻だけ・・・・
金彩ラスター釉・お椀合わせ作り